私はミイダスを利用して、正社員求人に応募し、3社内定をもらって、2社で働いたことがあります。

うち求人情報と実際が異なっていた虚偽事例は2社ありました。

(確率でいうと、66.7%)

 

その2社のうち、1社は実際に入社してしまいました。

 

今回は実際に入社したその1社の話と、事前に気が付くポイントがなかったどうかについて、振り返りたいと思います。

 

※ミイダスで応募した会社の実体験を全て述べた記事があります。下記を参照ください。

ミイダスを利用して内定までもらった際の感想[優良求人とブラック求人が大量に混在しています]

 

業種、異なっていたところ、退職理由

・業種
特定されかねないので、非公開
・異なっていたこと
「仕事内容」、「雇用条件」、「労働条件」
・退職理由
仕事内容や条件が全部違っていた上、経営者のポリシーと実際の行動が異なっていた為。

 

「仕事内容」の実態

【応募時の仕事内容と、実際について】

・応募時の仕事の内容
「異業種への展開。本業からの脱却。」を達成する為の、営業企画や経営企画
・実際
「下請けを脱却したい」という意味だった。

「異業種への展開」を考えているということだったので、その会社の本業のノウハウが全くない私の経験も生かせると思いました。

特に製造業に関するノウハウは多少はあった為、それを期待されていたと思っていました。

 

面接時にも、「製造業的な展開をしたいということなんですか?」という質問は何度もしました。

その場で否定はされなかった為、私としては理解として正しいという認識でした。

 

実際に入社して、製造業として様々な部品のOEM生産を提案ました。

しかし反応が今一つ悪く、否定的な意見も何度か言われました。

 

その反応が気になったので、社内の別の人に相談しました。

すると、

「本業からの脱却というのは、本業を辞めるという意味ではない。下請けを脱したいだけという意味である。」と言われました。

 

私はこの会社の本業の経験はゼロだった為、仕事内容的に私が存在する意義は薄くなっていました。

 

【後から思えば、面接時に気づくべきだったこと】

製造業的な展開をしたいことについて面接時に聞いた時に、強くは否定されませんでした。

当時の私は「否定されていない=賛成してくれている」と解釈していました。

 

実際には、「考え方として理解できないわけではないが、あまり真面目には考えていない」という程度だったと思います。

 

今から思えば、もし本当に賛同してくれているなら、具体的な戦略についての話もしていたと思います。

 

 

【なぜミスマッチに気が付かなかったか?】

後述する経営者のポリシーが、かっこよく思えたことが一つの理由です。

 

そして最大の理由は、

「誰にも相談できない孤立状態で、しかも無職の状態で転職活動をしていたから」

「その為、焦っており冷静な判断ができなくなっていたから」

だと思います。

 

 

 

「雇用条件」の実態

【応募時の雇用条件と、実際について】

・応募時の雇用条件
6か月間契約社員。以後正社員。
・実際
1年間契約社員。

 

「6か月間は契約社員。その後正社員」という条件でした。

雇用条件の話をしていた時、雇用期間だけブランクの雇用契約書を見せてもらっていました。

 

給料等のその他条件は明記されていた為、その状態で内定を受諾しました。

なお、内定通知書等はありませんでした。

 

雇用契約書についても、その場で記載することはありませんでした。

入社時に詳細を記載するという説明を受けました。

 

入社した初日に雇用契約書の話は一切ありませんでした。

入社3日くらいしてから雇用契約書について話をしたら、雇用契約書を見せてくれました。

その時、驚いたことが3つありました。

 

①契約社員期間が1年になっていること。(もともと6ヵ月という話だった。)

②勝手にハンコを作って、捺印されていたこと。

③雇用契約書の控えを、労働者には原則渡していない。要望があればコピーして労働者側に渡す程度であること。

 

①について問いただしたところ、

「1年っていったつもりだったけど…。どのみち大きな問題なければ6か月後に正社員に雇用契約を変更するから。」という話でした。

 

②③に関しては、違法です。

 

この時点で「だまされた」と思いました。

しかしすでに入社してしまっており退路がなかったです。

 

またこの時点では「仕事内容」については、応募条件と相違が無いと思っていました。

その為、この雇用契約を受け入れることにしました。

 

 

【後から思えば、面接時に気づくべきだったこと】

その場で内定通知書をもらうか、雇用契約書を内定面接時に取り交わすべきでした。

 

 

【なぜミスマッチに気が付かなかったか?】

後述する経営者のポリシーが、かっこよく思えたことが一つの理由です。

 

そして最大の理由は、

「誰にも相談できない孤立状態で、しかも無職の状態で転職活動をしていたから」

「その為、焦っており冷静な判断ができなくなっていたから」

だと思います。

 

 

「労働条件」の実態

【応募時の労働条件と、実際について】

・応募時の労働条件の内容
土曜日と日曜日は休み
・実際
日曜日も、事前の相談もなく勝手に予仕事の予定を入れられたりした。
 入社して2週間目で、この状態が発生しました。
 勝手に休みの予定をつぶされるスケジュールを組まれて退職をすることを決意。
 次の日に出社して速攻で退職を告げて、その日のうちに退職しました。

【後から思えば、面接時に気づくべきだったこと】

面接時にはすでに、経営者が「仕事大好き人間」であることは気が付いていたので、土日なんて考慮してくれないリスクは考えていました。

しかし、面接時はかっこいいことを言うので、面接時に盲目になっていたと思います。

【なぜミスマッチに気が付かなかったか?】

後述する経営者のポリシーが、かっこよく思えたことが一つの理由です。

 

そして最大の理由は、

「誰にも相談できない孤立状態で、しかも無職の状態で転職活動をしていたから」

「その為、焦っており冷静な判断ができなくなっていたから」

だと思います。

 

「経営者のポリシー」と実態の乖離について

経営者は、面接時に下記を、かなり熱く語っていました。

本当に「熱弁」していました。

・本業から脱却したい。自分の仕事は自分でコントロールして創造していきたい。

・業界的に自分の仕事を自分でコントロールしない人が多いから、休日出勤が当たり前だと思い込んでいる。それを何とかしたい。

・同じ業界の人では、新しい働き方やビジネスの発想が乏しい。

私自身はこの業界のことは詳しくは知らなかったですが、業界的にこのような発想や思いを持っている人は少ないことは何となく知っていました。

私自身、長いものに巻かれるやり方は嫌いなタイプです。

非常に共感を覚えた為、入社を決意しました。

 

しかし上述している通り、まず労働条件が私が認識していた内容と違うし、明らかに違法と思われるところも見受けられました。

 

そしてその後、「本業からの脱却とは、下請けからの脱却」という意味であることが分かりました。

本業は今後もやりたいようでした。むしろ新しい業種への進出に興味はあまり無い様子でした。

 

すでに不信感が積み重なっている状態で、「勝手に休日出勤予定を組まれた」ことがとどめになりました。

業界的に休日出勤が多いことを否定していましたが、自分の会社では積極的に休日出勤をしている現実がありました。

 

細かい事を言うと他にも色々不信感はありましたが、「仕事の内容」「雇用条件」「労働条件」の3つに大きな不信感を抱きました。

 

すでに何度か短期離職をしており、辞めると決めたら早い方が良いと思っていました。

また、この会社から内定をもらった時、すでに1社から内定がでていました。

最終選考に進んでいたところも2社ありました。

失業保険の給付残も3ヵ月以上残っていましたし、あと数年間無職をしていても困らない程度の貯金と副収入もありました。

 

辞めても何とかなる公算がありました。

 

その為入社して2週間もしないうちに、この会社を辞めました。

ただ、今回は残念ながら社会保険の手続き等が完了しており、「職歴」として記載せざるを得なくなりました。

※短期離職はこの会社以外に3回程度経験しています。

その時は社会保険の手続きが終わっておらず、中断してもらいました。

そのため、短期離職の職歴を記載する必要がありませんでした。

 

詳しくは下記を参照ください。

試用期間中で辞めたくなった…入社1週間以内なら、今日 退職を告げましょう。

 

経営者の熱弁内容は、全部嘘だったのか?

 

おそらく経営者としては、熱弁をしていた内容は嘘をついているつもりは無かったと思います。

本音かと思います。

 

ただ、足元の経営環境はそのような理想を述べることができない状況であったかと思います。

あと、それを応募者(私)に、わかりやすく説明することをしなかったのかと思います。

 

面創業社長だった為、自分の言葉に酔っていた感じを面接時に感じていました。

 

 

無職状態で転職活動することは、冷静な判断力ができなくなります。

この会社の面接時に、すでにおかしいところは気が付いていました。

ただ、当時は無職状態だった為、冷静な判断力をしにくい状態だったと思います。

 

当時、多少収入が得る仕事はしていましたし、貯金も相当額ありました。

数年間まともに働かなくても大丈夫な状態ではありました。

その為、経済的にはそこまで追い詰められた状態ではありませんでした。

 

それでも収入より出費のほうが大きかった為、貯金通帳を見るたびに焦りを感じていました。

その焦りが、冷静な判断ができない状態に陥らせたと思っています。

 

しかもそのことを相談できる人も身近にいませんでした。

 

孤立無援の無職状態で転職活動をすることは、可能な限り辞めたほうが良いと痛感しています。

(少なくとも、アラフォーでコロナ禍のような不景気時に、無職状態での転職活動はすべきではないです。)